◎ 抜歯窩再植 



左上の前歯の歯肉(しにく)から、いつもうみが出ていた女性の患者さんです。 @の部分は歯の根っこが吸収され虫に食われた様になっています。

Aの部分には影が写っていて、根の先に病巣があることを示しています。



B根っこの側面に開いている穴の大きさや、病巣の広がりを確認するため、 造影作用のある薬剤を注入してレントゲン撮影をしました。
歯を支えている骨の欠損もかなり大きいことが分かります。


Cの部分はまだ何も処置をしていません。



歯を抜いたうえで根っこの側面にあいた穴を処置し、左右方向に180度回転させて、 抜歯窩(歯を抜いた穴)に植えなおしました。



再植をして2年8ヵ月後の状態です。

再植をした歯Dは、かなり安定した状態です。(今後も定期的な検診が必要です。)


隣の歯の病巣Eもかなり治癒してきています。(Cと比較してみてください。 違いが分かりますでしょうか?治癒のスピードが遅いのには様々な原因が考えられます。)




この方は素敵な笑顔をとりもどされました。(^^)